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読書ログ:あなたを疲れから救う「休養学」

勉強方法とか仕事方法とかに関する書籍は結構存在する。しかし、休養方法については、あまり見ないし、体系的に学んだことがない。というわけでこの本をざっくり読んだ。

書籍の概要

この書籍は疲労回復方法について紹介している。 現代人が直面する慢性的な疲労問題に対処するための研究と知識が詰まっており、休養の科学的なアプローチが記されている。

疲労の現状と誤解

日本人の約80%が何らかの形で疲労を感じているとのデータがありますが、実際の労働時間や休息の質は他国と比較しても必ずしも多忙ではないことが指摘されています。この矛盾を、休養の質の低さと疲労回復の知識の不足によるものと分析している。 また、休養を取ればすぐに仕事ができるわけではないらしい。

効果的な疲労回復の方法

疲労」の反対語は「活力」

「活動」→「疲労」→「休養」のサイクルに「活力」を加えることが重要らしい。

単に体を休めるのではなく、生理的、心理的、社会的なアプローチを組み合わせた疲労回復(活力)が必要ということみたい。

そうすると、活動(すなわち良い生産性)が出せるらしい。

超回復理論

超回復理論は、適度なストレス後に十分な休養を取ることで、体の機能が元の状態を超えて向上する現象を指します。この理論を活用し、適切な運動後の休息が非常に重要であると強調している。

プロのスポーツ選手では有名らしいけど、私のような一般人でも取り入れることが可能。 ただ、超回復理論の取り入れ方以下の条件を満たしていること

  1. 自分で決めた負荷であること
  2. 仕事とは関係ない負荷であること
  3. それに挑戦することで、自分が成長できるような負荷であること
  4. 楽しむ余裕があること

活力に満ちた状態はするためにはどんな休養が必要か

  • 生理的休養: 適度な運動が血流を改善し、老廃物質の除去が促進され、リンパの流れを助けます。お風呂だけでも効果が出るみたい。

  • 心理的休養: 友人や家族との交流、趣味の時間など、心をリラックスさせる活動が重要。また、森林に行くとテルペン類という化学物質をを鼻から吸うことでセロトニンも分泌される見たい。

  • 社会的休養: 新しい環境への適応や、人との交流を通じて心身のリフレッシュを図ります。旅行や部屋の模様替えを行うだけでも良いみたい。

所感

本書は疲労回復に関するアプローチは、ただ休むだけでなく、どのように休むかという点に着目している点が新鮮だった。 特に、生理的、心理的、社会的休養をバランス良く取り入れることの重要性を学ぶことができ、自分の日常生活にも積極的に取り入れてみたいと思った。 また、疲労の科学的な側面を知ることができ、自分自身の休養方法を見直す良い機会となった。 超回復理論を取り入れることで、自己の回復力を最大化し、日々のパフォーマンス向上につながると確信した。

後は実行のみ!休養を取るための時間とお金を(ry